EGG-PC8801版 ドラゴンスレイヤー 英雄伝説

第2章 沈黙の呪文 へ
第3章 国王のあかし
2002/06/16 城が開放され報酬を申し出るジェストン卿であったが、恩義は温めるほどに大きくなるのでここでは一旦丁重に断り情報提供を求める。
ジェストンはリュナンと面識がある様な素振りを見せるが、リュナンは否定・・・隠し事はいかんぞと注意しておくに留める。
どうも前述の船は我々が乗るものらしい。
周辺地域はもうモンスターも出現しなくなっているのでそのまま乗船、燃料補給地である「ラルファの砦」まで航海。
「ラルファの砦」に降り立つとそこにはソニアが来ていた。
何でも我々アクダム討伐隊に加わるという。
状況としては只の阿婆擦れ莫連女の様にも思えるが、現在の討伐隊はむさ苦しい男の花園である我が一行であり、このままでは隊の士気低下も懸念されていた為に快く受け入れる事にする。
ソニアはローの事を訪ねてきたので腰抜けでどうしようもないチキン野郎である事を告げると、ソニアは激しく同意し意気投合。
そのまま燃料補給の後ラヌーラへ・・・とは問屋が卸さなかったご様子。
海賊出現船を横付けされ乗り込まれる。
海と陸の違いこそあれ同業者ではないかと口説こうかとしたが聴く耳持たぬ様で、だから海賊はダサダサなのだ。
抵抗を続けると降伏を願い倒され、こやつらの頭に一言物申してやろうと仕方無しに降伏して塒に向かう事に・・・。
滝を潜りアジトへ到着、首に縄を賭けられ(・・・てはいないが)頭の所まで連行される。
どうも連中は女(ソニア)も一緒である事で浮かれている様で、何ならこのソニアを慰み者として献上して我々だけでも先を急ごうかと申し出ようとしたが、有無を言わさず牢へ連行される。
一時は牢獄へ拘留されたが、どうもここの頭ボアードはゲイルと顔見知りの様だ。
牢から出され、ラヌーラ潜入の手引きをしてくれるという。
ひとまずここでこれまでの状況整理と休息をとる事にした・・・このまま海賊になっちゃおうか??
2002/06/19 ラヌーラ潜入だが、海賊の手引きにより「スエルの村」を経由する事になり、一路「スエルの村」まで搬送される。
情報によると国王のフラートは早々に退散を決めてしまった様でなかなかにしたたかなヤツだと感心。
ソニアの初期レベルは19と大変戦力としては貧弱極まりないので、ひとまず「スエルの村」周辺で特訓。
・・・しばし・・・
風呂に入り、夕食を貪り、週刊アスキーを読み耽り、月間アスキーも読み耽り、気が付くとセリオス35、リュナン35、ソニア30、ゲイル33まで上がる。
2002/06/22 帰宅後マシンの灯を入れ起動後洗濯ばさみを挟み、風呂に入り飯を喰い「笑っていいとも」を見て・・・と一通り日課をこなすとレベルも上がれば金もたまる。
・・・のはいいとして、次の目的地の詳しい場所が判らないのでひとまず海岸線を徘徊。
南の海岸線を辿って東へ行くと「アムダの村」という所へ出た・・・方向間違えてるかなぁ??
小さな村だが現在村長宅に何やら怪しい「たいそうえらい人」が訪問しているという。
闇の匂いがプンプンしてワクワクしたのだが、どうも前述のフラート王が雲隠れしているらしい・・・のはいいとして、リュナンをエリオンと呼ぶフラート御一行だが更にリュナンとは兄弟であるという。
「おいおいテメェは悪党業の傍ら何裏取引で出し抜こうとしとるんじゃコラァ」と詰め寄るが、体制側と癒着するのは円滑に活動する上で欠かせない要素であると判断し容認する事にするが、元々が体制側の人間である様なのでいつ手を切られるか判ったものではなく監視を続ける事にする。
で、そのフラートであるが、モンスター襲撃を受け逃亡先を色々と模索していたがどこも封鎖され途方に暮れているという。
リュナンに滔々と説教されて国外逃亡は思い止まる様だが、すると途端にモンスター退治を命令してきやがった。
これだから王族は当てにならんと、自分の素性は棚に置き、将来この土地を我が国に併合してやる事を目論みつつ「アムダの村」を一旦後にする。
因みにソニアがどこぞの国のお姫様・・・というのはないらしい・・・生粋の阿婆擦れという事で。
「アムダの村」のそのまま先へ湾を迂回して畔に「ミラルダの家」を発見するが、何も取り合おうとせず門前払い。
そのまま「国境の洞窟」へ辿り着くが、灯が無くひとまず後回しに・・・このルートはここまでになっている様で、やはり「スエルの村」から北側(北東)ルートが本目的か。
一路「スエルの村」まで戻り、北側のルートで東へ。
寂れた山道を抜け「バーバラの家」を発見するも「ミラルダの家」同様門前払い、この2つは何かある様だ。
そのまま侵攻し「ヨルドの港」へ到着したのだが、既にモンスターから侵攻を受けているご様子で先をやられる。
今まさに逃亡しようしている町民御一行の話ではバーバラは無駄に婆やってないから何か情報が得られるとの事。
勢いで「セリスの町」に侵攻するが無数の敵が屯していて、とんでもない事態だったので対応策が見つかるまで放っておく事にする・・・それまでに壊滅しなければいいのだが・・・って既に壊滅状態??
2002/06/23 「バーバラの家」に強制捜査。
するとバーバラ婆は態度を急変させ、リュナンをエリオンと呼び非常に好意的になり情報を提供し始める。
宇宙の力がどうしたとかバケモノに与えては世界は破滅だとか、そういう事はどうでもよろしい。
話題は「竜の卵」へ。
ここに至るまでに朧気ながらに記憶が甦ってきつつあるのだが、「竜の卵」に入るには「竜の涙」が必要なのだが、昨今の税の高騰を受け税金が払えず物納してしまったのだという・・・アホかオドレはぁぁぁ!!
不問に伏すかわりに「レス5」により回復を受け、一路物納先のリストンを訪ね「ナッシュの町」へ。
ジェルマン、リストンを説教しまくるリュナン。
物納と称して巻き上げられていた物品も納税者の元に返され減税措置もとる方針の様で、結果としてそれまで開店休業だった各店舗も営業を初めたご様子。
早速装備品の更改・・・何せ"特訓"は経験値と共に大量の金銭を得られるので、既に130万Goldを越えているので財政には全く困らないのである。
2002/06/25 物納品還付の後「バーバラの家」へ、そのまま「ワプ2」で「竜の卵」へ。
「竜の卵」の中は実にメカニカルなギミック。
宇宙の力の送達を中断、「ヨルドの港」にモンスターが集結しなくなるという。
するとそこへ入り込んで占領宣言を行えば、わが国の植民地政策が華々しく幕を開ける事になるだろう、急がねば・・・!!
が、既に港には町民が戻っていて平穏な状態に戻ってしまっていた。
2002/07/20 どうも我等がパーティの背後霊たるプレイヤーはマシン増設に現を抜かし、イセルハーサを武力と恩義で統一する計画をさぼっていたようであり全くもって遺憾の意を表明する次第だが、どうも本日より復帰したらしい。
そんな事はどうでもよく、「ヨルドの港」開放を先取りして併合を宣言しようとしたら既に住人は戻っており地団駄を踏んで約1ヶ月が経過した。
呪文や装備品を更改、船も運航を再開していたので一旦「ラルファの砦」へ。
港の監視兵の話では、ヨルドのモンスターがいなくなったのはラヌーラ王家のおかげであるという・・・っておい、確かにリュナンは王家関係者ではあるが壊滅させたのは事実上この俺であって・・・。
しかし広まってしまった情報は何よりも強く、このままでは我が業績が闇に葬られるのも時間の問題か。
この窮地をどうやって風向き良くするか考えつつ徘徊していると、宝くじ屋で「必ず当たる宝くじ」なる物を献上される。
が、何が当たるかまでは言及されておらず、大体においてハズレくじの無い最下等は即ち外れなのであり、公共広告機構にチクル事にする。
そのままローの醜態を拝もうと「マスクーンの町」へ。
すると、ローは既に全快して何処かへと旅に出たという。
足取りについての情報も無く怒りに震えていると、置き土産として「フラム3」の呪文を残していったらしいが、既に「フラム3」は装備済なので益々怒りがこみあげてくる。
渋々受け取ろうとすると、今度は我々が王子一行である事に初めて気付くフォルス町長・・・あぁ、世界統一の道は険しい。
世界侵攻再開早々パーティ一行萎え萎えで果てしない虚無感に襲われたが、復讐は人を動かす原動力であると力説、パーティの士気を上げ行脚を続ける事にする。
「スエルの村」まで戻り情報を収集していると、フラート王が「アムダの村」にてモンスターに身柄確保されてしまったようである。
今度こそ王国譲渡の絶好の機会であると早速「アムダの村」へ。

とまぁ、リプレイ再開。
物語としての進展はあまりなかったが、ひとまずこんなところで。
それにしても再開するにあたり中断前までの情報・感覚を取り戻すのに四苦八苦。
こんな時に役立つのは自分で記してきたリプレイの記録である。

2002/07/22 「アムダの村」へ行くと村長邸が修羅場に。
フラート王が誘拐されたとパウエルより伝えられる・・・ってお前誰だ。
敵側は「ギルモアの星」との引換交渉を迫っているらしく、更にナッシュの南に位置する「王家の墓」にある事や同地に入るには「黄金のカギ」が必要である事を丁寧に教えられる。
更に、城に賊が侵入し「黄金のカギ」を盗まれてしまっているという凡そ王家末代までの失態も告げられ、こんなだらしのない王国は一刻も早く我がファーレーンの属国になるべきであると申し出るが、肝心の王がいないのでは合法的支配にケチが付く。
リュナンの進言もありここは「黄金のカギ」を探す事にするが、ゲイルから「黄金のカギ」を盗み得る可能性を持つのは海賊一味のボアードだけである、あるいは有力な情報を持っている可能性があるとの発言。
リュナンもあっさりその可能性を認め、我々は海賊のアジトに向かう事にした。
しかし相手は賊であり、そう簡単に取引できるか一抹の不安もあったが、いざとなればソニアを差し出せば何とでもなるだろう。
が、「海賊島」で待っていたのは、確かに城に侵入して荒らしを行ったという事実と、宝石類にしか興味が無いので鍵の類は海に捨ててしまったという事実。
いくら宝石にしか興味が無いといっても、黄金のカギであり、即ち金で作られているものをいとも簡単に捨ててしまうこの低俗な海賊の限界を計り知る。
ボアードによると「ヨルドの港」との航路に捨てたという事なので、つまりはシーラスという伏線を強く意識しつつ一旦「スエルの村」へ。
やはり「ヨルドの港」で水揚げされたシーラスに不審な点を認める漁師の証言を得て「ヨルドの港」へ直行。
2002/07/24 「ヨルドの港」の漁師宅の家宅捜索。
水揚げされたシーラスに件の「黄金のカギ」を発見、速やかに引き渡すように交渉するが、漁師は所有権を主張して譲らない。
言われてみればそれが王家に纏わる物であるという証明は無い。
しかし、これでは立派な反逆罪であり有無を言わさず連行・・・しようとしたのだが、リュナンがカギの特徴をでっち上げ没収しようとしたのだが、識別要素となる肝心の「太陽の石」がカギには付いておらず、ますます態度を硬化させる漁師。
しかし、ブツが宝石なら海賊ボアードに容疑がかかる。
ボアードを言及に「海賊島」に向かえば、ボアードはシラを切る始末。
更に問い詰められたストレスから部下に八つ当たり、重症の海賊を訪ねるとソニアが"猫なで声"で海賊を弄び始めてしまう・・・やはりこいつは行きずりの遊女か。
しかし、ソニアの働きでボアードの母親がミラルダである事が判明、早速チクリに向かう事にする。
「ミラルダの家」で経緯を説明、同行を求めるが「ワプのつばさ」を持ってこいとのたまいやがり、やはり国家親衛隊でも動員して強制捜査を・・・と考えたが、年寄りの戯言であると言い聞かせ、「ワプのつばさ」調達に出向く・・・って、何処だ??
2002/07/30 「ワプのつばさ」捜索・・・何処なのだ、一体。
しかもこれ見よがしなのかどうか、戦闘において敵から略奪するアイテムは「ワプの羽」ばかり。
虱潰しに歩き回っていると「王家の墓」を確認するが、ここは次の段階で足を踏み入れるべき場所なので違うはずである。
が、多少は手応えのある敵が出てくるので後々の為に探索しておく事にする。
が、入って間もなく問題の扉にぶちあたり、退散。
情報を整理、検討・・・随分戻って「リーゼルの町」で購入。
無駄足に次ぐ無駄足で所持金も200万Goldを超えてしまった。
2002/08/03 「ワプのつばさ」を手にいざ鎌倉。
しかしミラルダは、えらい足使って折角都合つけた物を横暴に奪い取り、一人だけ「海賊島」に飛んで行ってしまう。
事が済んだ日にはその恰幅ボディをカニバリズムを今に伝える集落を探し出して放り込んでやると固く誓い、徒歩で「海賊島」へ・・・トホホ。
「海賊島」では既に親子の愁嘆場が演じられていた。
ミラルダの恫喝に屈したボアードはアッサリと「太陽の石」を受け渡す。
これで物語は急速に展開・・・するのか??
次なる目的地「ヨルドの港」へ。
漁師の持つカギに「太陽の石」をはめ込み、これが王家のものである事を立証、「黄金のカギ」を無事入手。
次なる目的地「王家の墓」へ・・・つうか、入り口直前まで来て「たいまつ」が無い事に気付く。
やはり物語はそう簡単には展開しないのようだ。
2002/08/04 今度は「たいまつ」を求め「マスクーンの町」まで戻る。
先の事を考えて少し多めに購入したいが所持できる総数には制限があり、仕方なく3つ程仕入れておく。
そのまま再び「王家の墓」へ。
問題の扉を「黄金のカギ」で開錠、墳墓内を探索していると敵の行列を発見、耐久戦に持ち込まれるが無駄に強い我等の敵ではない。
・・・これって意図的に配置された一個師団なのだろうか??
そうこうしている間にも「たいまつ」の効果が無くなってきたので2つめに点火、やはり予備は必須だったか・・・。
更に先へ進むと、ようやく墓らしい墓石の立ち並ぶ区画へ。
ここで休憩をかねてメンバーに死体処理の歴史と無文字社会における死体の扱われ方について蘊蓄たれようとしたのだが、嫌がられたので止める。
墓石区画の奥に目的の「ギルモアの星」を発見、「たいまつ」の方も心配なので手際よく回収してとっとと立ち去る事にする。
そのまま「スエルの村」で持ち物整理と休息・・・経験値も100万を超えた模様。
2002/08/08 「ギルモアの星」を奪取、「アムダの村」へ。
すると、パウエルに一刻も早く「セリスの城」へ行けと言われる・・・俺らはパシリか!!
「セリスの町」からウジャウジャと動き回る敵群を抜け「セリスの城」へ。
敵の首領ギュリゲスと交渉に入るが、フラート王は「ギルモアの星」は全てのものを破壊し尽くすとして食い下がる。
・・・そんなアイテムなら我々がその力を行使すれば万事解決ではないかいとう疑問を余所に、「ギルモアの星」を"投げつけ怯ませる"という古典的手法で間接的にフラート王に渡し逃亡させるリュナン。
そのまま直接対決に持ち込む。
我々を小僧呼ばわりしていたギュリゲスであるが、当然の如く紙屑同然にコテンパン。
これにてラヌーラ王国を開放、属国にする下準備完了。
第4章 魅せられた国王 へ