Adventurers その他テキスト

ここでは、その他のいろんなテキストを垂れ流しにします。

プロローグ
この記録が後の世において読まれるとすれば、遥か古代の記録である。
世の大陸を統治するソディア王国が数々の秘術を完成させ、栄華の極みを迎えたかに見えた。
誰もが永遠の繁栄を確信していたことだろう。
しかし、神のいたずらは世のいかなる手段を用いても予知できなかったのである。
「それ」はあまりにも突然、天空から舞い降りた。
金色の鱗で覆われた体を持ち、大空を覆い尽くす翼を持ち、水晶の角・牙・爪を輝かせ、触れたものを真赤に染めて蒸発させる炎を吐く「それ」は、瞬く間に世界を混乱に落とし入れた。
そして、王国は滅んだ。
わずか三日間で、千年王国にまで上り詰めたソディアの地が焼け野原となってしまったのである。
生き残った者は、王国の秘術の継承者である私を含めて、数えるほどしかいなかっただろう。
全てが灰と化し、あとは無駄な命の灯を消すまいとあがいていたある日。
突然、「それ」の正体であり、三日で王国を滅ぼした魔龍の咆哮が消えた。
大陸のどこにいてもはっきりと聞き取れた魔の咆喉が消えた。
それまで隠れ処としていた洞窟を出た私は目の前に信じられない光景を見た。
魔龍は私の目の前にいた。
しかし、魔龍は蒼白に輝き硬直していた。
魔龍からは既に生気は感じられず、その活動は停止しているようだった。
私はそこに、一人の魔術師らしき者を見た。
その者は黒いローブに身を包み、フードに深く隠された顔から鋭い眼光で私を凝視していた。
おそらく彼、彼は私にこの魔龍に関する出来事をはっきり記述するように言い、私が呼び止めるのも聞かずその場を去った。
なぜ彼は、私が王国に関する歴史をこうして書き留めているのを知っていたのかは分からない。
しかし、もし彼がこの記録書に封じ込めた秘術を知っていたのだとすれば。
私は最後の王国秘術継承者の義務としてこの出来事を書き留めているが、もし彼が意図的に魔龍の記録を私に告げたのであれば、彼がこの記録書を手にした時、再び世界は恐怖に陥るだろう。
そうならないことを願うが、後は後生の者の知恵と勇気に託すとしよう。

−千年王国ソディアの歴史書 最終章−

Adventurers - Burn Stone series - Destiny of Burn Stone
[第一部]

・島は北部の国(スタンヒル)と南部の国(ディニール)で分かれている。
・ある日から突如としてスタンヒルの王が独裁圧政を取り始める。
(これはその後次々と展開していく)
・主人公はふとしたことから追われる身になる。
・逃亡を続けた主人公は、王に対して反対派の領主の治める街に逃げ着く。
・その街の領主にディニールに逃げるよう言われる。
(領主は突如の独裁に疑問を感じていて、何者かの策略ではないかと思っている)
(逃げ延びて、ディニールの王に協力を求め、陰謀の実体を暴くために)

[第二部]

・火山の洞窟を抜け、ディニールにたどり着く。
・そこでとある老人が主人公の前に現われる。
(実は影の陰謀者〜 (でも内緒ね))
(今後主人公の取るべき行動を指示する)
・ディニールの城にたどり着いた主人公は、反対派領主から手渡された親書で王への面会を求める。
・王と面会した主人公は、ディニールでも奇妙なことが最近多く起こっているという。
・そこで島中央部の山中に住む賢者にあうように言われる。
・ゲートオブザサンで賢者(ディニールに着いたときに出会った老人。ちなみにここではまだ正体は明かさない)に出会うが、賢者の本拠「ダジモンの館」に来ることができたら、全ての真相を話してやるといって消える。
(この際は、賢者ダジモンは自分とは別人であるという振舞をしている)

[第三部]

(賢者のところへ行くために、アイテム捜しや条件クリアといったRPG的なものが入れれる)
・三つの神殿(塔を含む)の力の開放等……

[第四部]

・賢者のところにたどり着いた主人公………
・賢者というのはディニールに着いたとき、そしてゲートオブザサンで出会った老人だった。(ここで主人公は初めて知る)
・と同時に、その老人が今回の一連の陰謀の首謀者だったことを告げる。
・そのあと今回のことについてベロベロと喋りまくる。
・一通り喋り尽くしたあげく、その老人は自決してしまう。
・その老人は、自決と同時に島全体を壊滅させる最終計画を発動させる。
・主人公はその計画を阻止しようととあるダンジョンへ。
・島を壊滅させる「核」にたどり着く。
・「核」の爆発を阻止する………はずだった。
・島の壊滅こそ免れたが、「核」から発せられた衝撃波が島全体を包む。

−ENDING−

冒頭ストーリーサンプル
始まりとなるのはノドニア王国。
主人公は流れ者の旅人で、新しく独立したノドニアに興味本位で訪れていた。

<街は現在無断入出禁止となっているため、主人公はしばらく落ち着こうと街で雑用をして(頼まれ事等)過ごしている)>

ある日、とある立て看板に人々が集まっているのを見つけ、覗いてみる。

<無視できるが、見ないことには話が進展しない>

それは、傭兵募集の看板だった。
国として軌道に乗り始めたノドニアが、レイキング王国へ王女メディーナを挨拶に出すのだという。
が、ノドニアはまだ兵士数が少なく、城が手薄になるのは良くないとの判断から傭兵を募る事になり、その募集の看板だった。
待遇や報酬額も傭兵としてはなかなかのものであったため、主人公は一路城へ向かうことになる。
仕事の内容は、王女一行の護衛というよりは、ダミーであった。
王女一行はノドニア湖経由の船旅でウォーターキングダムに入るのだが、傭兵一行(もちろん、正規兵も同行している)は侍女扮するところの偽物の王女を護衛するという格好で、陸路でレイキング入りするものだった。
というのも、自動壊滅するかに思われたモルグレジア帝国が何者かによって皇位継承された為、陸路経由は危険であるとの判断からダミーの一行を仕立てる必要があっのだ。
陸路はモラ湖沿いに街道を進み、防衛都市を経由してレイキング王国入りするというもの。

<ここで傭兵隊リーダーに志願するか選択>

道中、侍女と主人公を含むダミー隊は見事何者かに襲われてしまう。

<傭兵隊リーダーであれば先頭きって戦わなければいけなかったりする>

果たしてそれが帝国の刺客かどうかは分からないが、戦いなれた傭兵部隊は襲撃を退けそのままレイキングへ入り、ウォーターキングダムにて本体と合流する。
帰りは本体、傭兵部隊ともに船でノドニア湖を渡り帰還することを言われる。

<もし、傭兵隊リーダーであれば、傭兵隊は陸路で帰るルートと本体も陸路同行ルートと本体は陸路で傭兵隊は海路帰還を選択できる>

海路同行>途中暴風雨に襲われ遭難、気が付くと洞窟にいる。その洞窟は首都ニューゲートの近くに繋がっていてホッと一安心。
傭兵陸路>再び襲われる。ここで普通の奴は陸路別帰還を選択して正解だぜっていい気になる。
陸路同行>何事もなく帰還。
傭兵海路>本体が襲われ、王女が捕われる。そのまま救出行動へ入る(傭兵隊リーダー解任)。実は汚い盗賊団に捕われただけで、救出自体は簡単。

帰還したら褒美が貰えるが、傭兵隊リーダーを解任されてしまっていたら、ほんのお情けしか貰えない。

第一部の大まかな流れ
・ノドニア、ニューゲートからスタート
・初めはギルド(レベルに応じた仕事(ショートシナリオ)を紹介してくれる)に出入りしながら過ごす
・ギルドではリミアが受付をしていて、知り合いになる
・最初の行動範囲はノドニア国内(国境は警備状態で国外へは出られない)
・ギルドから正式に仕事を受けていない状態でシナリオクリアをしたりした場合、手続きありの場合に比べ報酬は低い(但し、トータルの稼ぎは多い場合もある)
・報酬はギルドにシナリオをクリアすることで得られる

・その内、ギルドから傭兵募集の誘いを受ける(無視して仕事をやり続けることも可能だが、じきに紹介される仕事はなくなる)
・城の担当に会い詳細を説明される
・同時に傭兵隊長希望かどうかも聞かれる
・他の仲間も紹介されいくらかの金を支給され、武装強化(傭兵専用の武具販売店を新設してある)

・ニューゲート出発→ニトマホ→モラ→サーダ(イベントなし)

・サーダ/ヒルビア間で不審な敵に襲撃される
・同行のノドニア王国正規兵(ディクレス)からあれはおそらくモルグレジア帝国の手のものだと言われる

・ヒルビア→アトサーズ(イベントなし)

・アトサーズで連絡船に乗り、ニモサーズへ→ウォーターキングダム

・傭兵一行は一室に案内される
・その夜は舞踏会に招かれる
・数日後(メッセージ処理)、ノドニア王国ニューゲートへ帰る

<もし傭兵隊長を選択していたら帰る手段を選ぶ>

・本体と一緒に船で帰る        ・行きと同じ方法で陸路
↓                     (隊長でなかった場合はこちら)
・途中嵐に遭遇                  ↓
・気が付くととある洞窟         ・途中特にイベントなし
・脱出するとニューゲートの近くだった       |
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−」

・ニューゲートに入ると迎えが来ていて、城まで連れていかれる
・そこで担当から報酬を貰う

・再びギルドへ通う生活

・と思ったら、城から再び呼びがかかっていることを知らされる
・担当から話を聞かされる
・ノドニア王国東の街ニードがその隣に住むゴブリンによって襲撃され、ノドニア王国駐在がニューゲートに報告に来ていて、詳細を知らされる
・護衛イベントで一緒だった兵ディクレスと共に調査することを命じられる
・東の通る道は崖崩れで不通となっていて、モラ湖を周回していくようにアドバイスされる

・モラ湖→山岳地

・ニード
・地上は荒らされているが、地下の隠れ家に生き残った人がいる
・襲撃したのはゴブリンだが、背後に何者かがいることを知らされる
・宿泊はただ

・ゴブリン森
・ゴブリンの住む洞穴が見えたところで何者かに出会い、罠にかかる

・気が付くと牢に入れられている
・しばらくして見張りをしていたゴブリンが牢を離れたとき、壁に穴が開き何者かが出てくる
・その侵入者はノドニアギルドのリミアで、主人公が出発した後、城から用心のために後を付けていく様に指示され付いてきていた
・救出され、穴から脱出しようとするとゴブリンが戻ってきて戦闘になる
・倒した後脱出、ニードへ戻る

・ニードの人々は既にリミアがニューゲートへ行くように指示していていない
・隠し通路から崖崩れの起きたところにある洞穴を経由して、更に地下道を進んで北側ビッグゲートへ出る
・ビッグゲートには商船と称する船が停泊している
・兵士の話ではここを通る商船は非常に珍しいとのこと
・船へはいけないが、上陸している船員達はどこか怪しいものばかり
・一行はそのままニューゲートへ、ニューゲートでは出迎えが来ていてそのまま城へ

・城では、主人公達がニードへ出掛けている間に侵入者があったことを知らされる(内密事項のため、一部の者しか分からない)
・侵入者は城の宝物庫から「魔法の杯」なるアイテムを持ち去った
・何かよろしくない予感がするということで、マドシフ王国へ行くように指示される
・「魔法の杯」は元々マドシフ王国の物(古くはソディア王国の遺産)なので、何か情報が得られるかも知れない
・裏で何かを企んでいる者がいるやも知れないということで、顔の知られていない主人公達にいってもらう事になった
・ディクレスもそれまではノドニア兵用の武具だったのが自由になり、リミアも同行することになる
・「王の文書」を通行書代わりにしてレイキング王国を回っていくようにアドバイスされる(封印の森は危険だし、船のほうは急なことで手配できないとのこと)

・ニューゲート → モラ → サーダ → ヒルビア → アトサーズ → ニモサーズ → ウォーターキングダム

・ウォーターキングダムでは「王の文書」を見せて城内へ、その日は城に泊めてくれる
・その夜、城が何者かによって襲撃を受ける→侵入者のあった部屋へ
・主人公達の協力で侵入者は撃退
・その後、王を初めとした人物で会議が行なわれ、主人公達もそれに加わる(ノドニアの事件との関連性等)
・「レイキング王の文書」も受け取り、出発

・スタンヒル→(アストレア→ニックモダ)→(デコル→マー)→ロフ
・ノドニア湖沿いの岸には何隻かの船が停泊している(入れないけど)

・ロフは何者かによって占拠されていた
・主人公達はロフに入った途端に捕まったあっという間にある小屋へぶち込まれる
・同じく小屋に捕まっていた男に事情を聞く
・数日前に突然この街をマドリシフスという魔導師を頭にした集団が襲った
・彼を含む本体はすぐにラドフに向かいつい先程戻ってきた。マドリシフスはおそらくロデーニオン公爵の屋敷にいると思われる。目的は不明だが、古代王国の魔術品の略奪と思われる

・そのうちに小屋の窓から鍵が投げ込まれる
・それは街の者からで主人公達に脱出してマドリシフス一行を追い払ってくれと言われる
・脱出した後、捕まっていた男が街中に叫び、街の者達がどっと出てきて主人公達を援護、主人公達は公爵邸を目指す

・公爵邸では幾度かの戦闘があるが、ついには2階の大部屋へ
・大部屋に一人の男がいるがマドリシフスではなく、マドリシフスは先程次の目的の為に街を出たという
・その男との戦闘に勝つと、ロフが開放される
・街の人からラドフで何があったのかについての詳しい話が聞ける

・ラドフは荒らされていて廃虚と化していた
・城内で隠し部屋を見つけると、そこには隠れて生き残っていた魔術師達がいた
・話の内容
・マドリシフスは「ソディアの書」を奪いにきたが、隠し部屋に逃げ込んで守り切った
・「ソディアの書」は数々の古代ソディアの遺産の封印を簡単に解くことができる
(マドシフの魔術師は今まで自力で封印を解いてきていた)
・おそらくマドリシフスはドラゴンパレスに封印された魔龍の復活を企んでいる
・そうなる前に、今だ封印されている他の古代王国の遺産を失うことになるが、「ソディアの書」を処分しなければならない
・処分するには一度「ソディアの書」の封印を解いて、魔法の火炎で燃やす
・「ソディアの書」の封印を解くには、ソディアの紋が刻まれている6つの宝石が必要
・マドリシフスが6つの宝石のことまで知っているかどうかは不明
・ラドフに生き残った者は少ない上に「ソディアの書」を守る必要があるため、主人公達に6つの宝石の収集を頼む
・若いが有望な魔術師を仲間に加える
・宝石の行方を知っていた大魔導師は殺されてしまったが、南のドラゴンパレスにいる僧が知っているかも知れない
・出口は隠し部屋からドラゴンパレスへの道へ繋がる隠し通路

・ドラゴンパレスでは、全ての場所は分からないがいくつかは知っていて教えてくれる
・但し、現在もその場所にあるかどうかは保証なし

・出口は北東へ延びたロフへ向かう道
・途中ダンジョンへ入る

・ダンジョンでは途中、マドリシフスに出会う
・主人公達はマドリシフスがゴブリン森で見た人物と同じことに気付く
・目障りとして、マドリシフスが一戦交えてくる
・途中でマドリシフスが逃げ、魔法を使い洞窟を崩す
・待避する一行だが、崩れてくる岩に下敷きとなりディクレスが死亡する
・一行はなお逃げるが倒壊が激しくなりフェードアウト

・気が付くと山小屋に収容されている
・山小屋にはきこりの一家が住んでいた
・そこで手当をしてもらうが、リミアが依然意識不明のまま
・ロフの医者ならなんとかなるかも知れないということで、リミアを除く主人公達は一旦ロフへ行くことになる
・その日は山小屋に泊まることにするが、夜は大雨に見舞われる

・次の日ロフへ

<リミアを一緒に連れていくかどうか選択する>

・置いていき医者を連れてくる                                   ・連れていく
↓                                                   |
・ロフで医者に会い、連れてくる                                   |
・しかし、かなりひどい状態だということでロフまで連れて戻ることになる             |
|−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−」

・ロフに接した橋はこの前の大雨で壊れてしまっていた(現在復旧中)
・ロフでの治療を受けている間、主人公達はマーまで使いに行ってくれるよう医者に頼まれる

・マーに架かっていた橋も壊れていた(同じく復旧中)
・医者からのお使いを果たした後、ロフへ

・ロフでは完治したリミアが待っていた
・リミアから6つの宝石を集めていることを聞いた医者は噂で耳にしたとちょっとした情報を提供してくれる
・リミアを再びパーティに加え橋を渡る(マーの橋は依然復旧作業中)

・橋を渡ったところで一時中断

サンプルシナリオ
ストーリー途中で一行は「龍の神殿」へ向かうことになる
そこで目的を果たして一旦下山する
途中山の洞窟中でマドリシフスと出会う
一戦交えたがマドリシフスが逃げ、洞窟を崩す
そこで待避する一行だが、崩れてくる岩に仲間(ノドニア王国兵士の彼)が下敷きになり死亡する
一行はなお逃げるが倒壊が激しくなりフェードアウト
気が付くと山小屋(エンディング前でもお世話になる)に収容されている
そこで手当をしてもらうが、仲間の女(元ノドニアギルドにいた彼女)が意識不明のまま
麓の村に腕のいい医者がいるということで一旦下山
<女を一緒に連れて下山か女は置いて医者を連れてくるか選択>
・連れてくる
医者を麓まで訪ねて連れてくるが、山小屋では何もできないということで結局連れて下山する
・一緒に下山
そのまま村へ
医者の治療で意識も戻り、一緒に旅をするまではできるようになった(静養中、村のイベントを発生させる)
だが負傷も激しく戦闘には参加できない
それを治療するにはと、港町の知り合いの医者を紹介される
港町へ
そこで治療を受けている間にイベントが起きて、それをクリアすると再び女をパーティに加えて旅を再開する
第三部の草案
(Chapter 2)

ソディアの書の封印を解く6つの宝石を入手した一行はマドシフ王国に到着、魔導師達に渡し書を処分する儀式に立ち会った。
が、ちょうど封印が解け、いざ処分を始めようとしたそのとき、一人の魔導師が現われた。
マドリシフスだった。どうやらこのときをじっと待っていたかのようだった。
「んははははは、ソディアの書の開封ご苦労であった。それではソディアの書はいただいていくとしよう。もうすぐだ、永き眠りから魔龍が目覚める。んははははは」
そう言うと、マドリシフスは姿を消した。

魔龍の復活を阻止すべく一行はドラゴンパレスへ直行した。
階段を上り詰めると、マドリシフスがいた。彼は口許に笑みを浮かべながらこちらを見ている。
「たびたびご苦労なことだ。だが、既に封印は解けた。闇の知神グリデッサの魂がたった今魔龍に宿ったところだ。これでバーンストーンがグリデッサの元に平伏すのだ。お前達もその目に焼き付けるがいい、あたら!ぐばはっ!!」
マドリシフスが龍の髭に跳ね飛ばされ壁に激突した。マドリシフスは気を失ったようだ。魔龍が動き始めた!
リミア「まだ魔龍は完全には復活していないはずよ!今のうちなら!!」

<戦闘>

魔龍の目から光が失せた。
と、マドリシフスが立ち上がった。
「ぬふふふふふ、偉大なる神の力、思い知れ!」
マドリシフスから真赤な光が発せられ辺りを包む。
「んははははは‥‥んははははは‥‥はーっははははは」
閃光と叫び声の中、マドリシフスの体は引き裂かれたかのように消えた。
辺りを静寂が包む。

(Chapter 3)

魔龍の復活は失敗に終わり、マドリシフスは消失した。一行はノドニア城に帰還した。
既に話は伝わっており、街は歓喜に沸き返っていた。
城門前に迎えが出ている。
城の大広間に案内されたが、そこには信じられない光景があった。
広間にいた上官達は全て倒れ、ノドニア王は立ったまま目を閉じていた。
「何奴!」
そこまで案内してきた兵士が剣を抜く。が、その兵士もパタリと倒れ込んだ。
声を上げようとしたそのとき、
「心配せんでよい。皆気を失っているだけだ。‥‥久しぶり、と言うほどでもないか」
リミア「マドリシフス!」
「マドリシフス、か。残念だが私はマドリシフスではない。今、この体の持ち主はグリデッサだ」
「!」
「切羽詰ってたんでな、マドリシフスの体を頂戴して強引に瞬間移動してみたらこんなところに来てしまった。しかしお前達に再会できるとは思いも寄らなかったな。私はこれから行かねばならん場所があるので長居はできんが、お前達に面白いことを教えてやろう。私があの魔龍に降臨したのはお前達もよく知っているだろう。その魔龍は不完全なままお前達に倒された。そのために私は魔龍から吐き出され今こうしているわけだが、吐き出される際に魔龍から面白い力を得ることができた。‥‥何か分かるかな?私が魔龍復活を狙った理由だよ、そう、バーンストーンの西に立ちはだかる障壁を打ち破る力だ。さすがに部分的に穴を空ける程度のものだが、私が通れれば後はどうにでもなる。さすれば‥‥」
そこで突然小柄な男が天上からグリデッサ目掛けて降下してきた。グリデッサは間一髪交わす。
「くっ、何者‥‥」
「グリデッサ、久しぶりじゃの」
「?‥‥まさか!」
「覚えておいてくれるとは光栄じゃの」
「ふんっ貴様に付き合っている暇はない!おい、勇敢な冒険者達よ。話の途中だが今度出会ったときお前達が生きていたら続きを話してやろう。ま、その可能性は万に一つあればいいがな。んはははは!」
そう言うとグリデッサは一言二言ルーンを唱えるとその場から姿を消した。
「ちっ、‥‥お前さん達、剣は使えるか!?まあどちらでもいい、わしの名はダジモン、グリデッサとは古くからの敵同士でな。一緒に来てもらおう!!」
そう言うと、ダジモンは強引に一行をつれてルーンを唱えて瞬間移動をした。

次に姿を現わしたのは山に囲まれたとある場所だった。目の前にそびえるは黒い壁「障壁」だった。
ダジモンが再びルーンを唱え出す。すると、障壁に人一人が通れるほどの穴が開いた。
「この障壁はな、気の遠くなるほど昔にわしが作り出したものなのじゃ。グリデッサの魂が彷徨う「東の領域」と本体の眠る「西の領域」の敷居としてな。さ、こっちじゃ」
ダジモンにつれられて障壁の穴を潜った。
障壁を潜った一行は「西の領域」に足を踏み入れた。そこは障壁沿いに狭い足場が続いていて、目の前にはまっすぐ西に続く道が続いていた。
ダジモンは息を切らしていた。
「はぁはぁ、すまんがここからは徒歩で行ってくれ。お前さん達をつれて移動するにはさすがにこの体も歳を取りすぎようじゃ。わしは一足先に神殿に向かう。この道をたどればやがて神殿が見える。急ぐのじゃぞ」
そう言うとダジモンは姿を消した。一行は西に向かう一本道を行く。

神殿に着いた一行を迎えたのは焦り戸惑うダジモンだった。
「ない、ないないない!!デーモンバスターがない!グリデッサ本体に対抗するためにわしが長年力を貯え続けた魔法の剣、デーモンバスターが‥‥!!誰じゃ、グリデッサは剣のことは知らんはずじゃが、何者かによって持ち去られてしまった!お前さん達なら使いこなせると思ったのじゃが‥‥。とにかく、わしはもう少し探してみる。お前さん達は先に神殿の中に行ってくれ!神殿の最も深きところに奴の本体が主の帰還を待っておる!!なんとかデーモンバスターを探し出すまで奴の復活を阻止してくれ!」
そう言うとダジモンはどこかへ消えた。一行は神殿内部へと足を進める。

神殿内部には神々の彫像が立ち並んでいた。全ての像は半壊の状態でそびえ立っている。一行は最深部を目指す。

そこには復活の儀式を執り行うグリデッサがいた。グリデッサは一行が来たのに気付いた。
「来たか。もう既に本体の呪縛は解いた。これから私自身が本体に回帰する。そうすれば私が最も偉大な存在としての力を取り戻すのだ。‥‥せっかく再会できたのだ、この前の話の続きでも聞かせてやろう。私の名はグリデッサ、はるか古代に神として存在していた。神々の戦いにおいて私は不覚にもダーとディキニモによって倒されてしまった。がしかし、私は来たるべき復活のために完全なまま体を残しておいたのだ。もっとも、見ての通り右手は切り落とされてしまったがな。しかし私は力を失いただ彷徨うだけの意志となった。更には死に損ないのダジモンの造り出した障壁によって私の意志と本体が切り離されてしまったのだ。さすがに諦めたよ。ところが魔法王国ソディアが興り、私は魔導師達に召喚された。魔導師達はすぐに『魔神の島』と呼ばれる場所に私を封印した訳だが、その封印は不完全なものだった。召喚によってきっかけを得た私は着実に力を取り戻し、時を待った。そしてソディアは自らが造り出した魔龍によって滅んだ。そのとき私は感じた。この魔龍には障壁を打ち破る力があると、な。魔龍は生き残った魔導師達によって封印された訳だが、私はその封印を解き魔龍を支配し障壁を破りそして、そして昔別れたもう一人の私と出会い一つになろうと決めた。そこまで力を戻すのに更に800年ほどかかった。ちょうどその頃、『死の島』をギアガスという一人の騎士が統一した。魔龍を復活させるにはソディアの遺産が必要なことを知った私は彼を利用しようと接触を試みた。だが驚いたよ、彼はひたすら私に抵抗したのだ。このままでは埒が明かないと考えた私は彼の腹心であったマドリシフスに接触した。この体の前の持ち主だ。始めは抵抗したマドリシフスだったが、最後には私を受入れたのだ。私は事を円滑に進めるため、いずれ障害となるだろうギアガスに『永眠の魔法』をかけ、彼が死んだと仕立て上げた。彼は生きたまま、深き地中に埋められたのだ。‥‥ここから先はお前達の見てきた通りだ。そして私はここにいる。今こそ忌まわしい過去の雪辱を晴らすべく、そして全てを越える至高の存在として蘇るのだ!!もう神々の戦いのような不覚はとらん。お前達も生かしてはおかん。これから唯一存在する神である私への生けにえとしてくれる!」

<戦闘。だが、いいようにやられ、あと一撃で全滅というところまで追い詰められる>

「んははは、命乞いをしろ。そうすれば殺す順番を遅らせてやってもいいぞ。んははははは、私の手がお前達を消したがっている!死ねぇ!!」
グリデッサの指から光がほとばしる!
「間に合えぇぇ!」
突然後ろから一人の戦士が割って入った。その戦士はグリデッサの魔法を手に持つ剣で押し交わし、グリデッサの前に立った。そして一刀両断!
「あば、あば、あばばばばばばばば!!!!」
グリデッサの体は引き裂かれた。するとグリデッサの体から青い光が飛び出した。グリデッサの意志の固まりだった。戦士はその固まりにも剣を振るった。青い魂は光の藻屑と消えた。
リミア「誰!?」
戦士は振り向く。
戦士「久しぶりだな」
リミア「ディ、ディクレス!?あなた、死んだんじゃ‥‥」
ディクレス「勝手に殺さないでほしいな。俺の死体を直接見たってのか?まあ、確かにあの時はやばかったが、気が付くときこりの一家に助けられてたんだ。その後お前達を追ったつもりなんだが、どうも会えなくてな。そんなある時、ドラゴンパレスの方から不思議な光が上がってな、もしやと思って向かったがやはり入れ違いだったらしくお前達はいなかった。仕方なしに俺は神殿の周囲でぶらついていたら、ノドニア城の方から一筋の光が障壁に向かっているのが見えた。俺はその光を追った。ちょうどその時は障壁からそう遠くないところにいたんですぐに追い付いた。するとだ、その魔導師がいたんだ。そいつは障壁に穴を空けて通って行った。幸い穴はそのままだったので俺も後を追ったんだ。するとこの神殿にたどり着いたって訳だ。神殿の近くの小屋でこの不思議な光を放つ剣を発見した俺は、神殿の中へと入った。途中迷っちまってな、だいぶ道草くったが、ここにたどり着いた。どうも状況からして、俺が手柄を横取りしちまったみたいだな。でも、お前達の様子を見ると、感謝されてよさそうだ。ははははっ」
リミア「ありがと。さっ、戻りましょ」
そうして一行が歩き出した瞬間‥‥!!
「待てぃ、この身の程知らずが!!」
見ると青い光の粒が発生し、集まり始めた。
「貴様らの技量でこの私の力を破ることはできん!その剣、どうやらダジモンの魔力が染み込んでいるらしいが、お前達には剣の力を使いこなすことはできなかったようだな。つけあがりおって。もう止められん。私は今、遙か過去に脱ぎ捨てた衣に帰り、世界を掌握するのだ!ぶはははははは!!」
グリデッサの魂が本体の面を目掛けて上昇し始めた。
「このぉ!死に損ない!くたばれ!!」
ディクレスが再び魔剣デーモンバスターを構えて襲い掛かった。
「無駄だ!」
ディクレスが魔法で吹き飛ばされる!
ディクレスは再び立ち上がりしかけるが、空しく飛ばされるだけだった。
そしてグリデッサの魂は本体へと吸い込まれていき、その目に炎が灯る。復活したグリデッサの体は徐々に邪気を帯び始めた。
「くうぅ!!」
更に立ち上がったディクレスは飛びかかった。が、結果は同じく飛ばされるだけだった。と、飛ばされたディクレスから手放されたデーモンバスターが主人公の手に落ちた。
するとデーモンバスターが新たな光を帯び、主人公はその剣に操られるように飛びかかっていく!!(主人公を勝手に動かしているが、デーモンバスターに導かれた、ということで、ね)
パキーン!
金属音が響き、剣が宙を舞う。グリデッサの体には傷の一つも付いていなかった。主人公は倒れ込む。
「えあっはっはっは。お前でも無駄だ。もはや私には傷すら付けられんだろう。一介の傭兵どもが出しゃばるからだ」
リミア「駄目なの!?」
絶望しかかったその時だった。大きく宙に舞った剣は床に落ちずに何者かの手に握られていた。
見るとそれは、全身にとてつもなく深い赤に染まった甲胄を着て、全てを飲み込むかのような漆黒のマントをまとった騎士であった。その騎士の眼光は光の矢のように鋭くグリデッサを睨んでいた。
「出しゃばっているのは貴様のほうのようだな」
太く轟く声で騎士は言った。
「何者だ今度は‥‥!!おおお、お前は!!!」
「魔龍の次は魔神か。ずいぶんと派手なことをしたがるなあ、貴様は」
「ギ、ギアガス!!」
リミア「ギアガス?‥‥もしかして、モルグレジア帝国の皇帝!!?」
「生きていたのか!?しかし確かに地中深く葬ったはず!!」
「ああそうだ。わしに『永眠の魔法』をかけたまではよかったが、つめが甘かったな。知神の名を語るわりには、完全にわしの息の根を止めなかったのはとんだ失態だ。わしは一人でドニ島を統一した。モルグレジア、ドニの全てがわしの忠実な部下なのだ。貴様がマドリシフスをそそのかしドニ島を去った後、事を察したわしの部下が地中より掘り起こし、わしを永眠の呪縛から解き放った。以前貴様が接触してきたときのことを思い出したわしは、こうして貴様を葬りにきた。大体のことは表にいた老人に聞いた。その老人もやがてここに来る」
「残念だったな。確かに貴様の息の根を止めなかったのはとんだ失態だった。しかし、今、私は神の力を取り戻したのだ!!貴様なぞ恐るるにたらん!ふあっ!!」
グリデッサの動き出した左手から衝撃波が発せられる。主人公達は壁際まで吹き飛ばされた。が、ギアガスはデーモンバスターを構え、前進していく。
「ふはははは、またも抵抗する気か。神である私に!!」
「神の力なぞとうの昔に滅んだのだ」
「ほざけぇ!この死に損ないがあ!!」
「死に損ないは貴様だ」
「うぬぬぬ、いちいち癇に触る奴だ」
「デーモンバスターを使いこなすには相当の技量が必要だ。その魔剣が今、わしという主を見付けてその力を開放している。分かるか?貴様を欲しがっておるのだ」
「黙れ!そのようなまくらな剣では神を越えることはできん!私の中にはかつて世界を揺るがした力が宿っておるのだ!!」
グリデッサの発する衝撃波が一層威力を増す。が、髪やマントのなびきこそ激しくなれど、ギアガスはまったく動じる様子は見られない。
ギアガスはゆっくりと剣を振り上げる。
「貴様ではわしに勝てん」
ギアガスはデーモンバスターを振り下ろした。赤い光の刃が飛び、グリデッサに激突した。グリデッサの左肩から右足にかけて赤い筋が伸び、爆発と共に砕け散った。同時にグリデッサから発せられていた衝撃波がパタリと止んだ。
「な、何故だ。何故だ!」
グリデッサは戸惑い混乱し始めた。その時既にギアガスは次の動作に移っていた。再び魔剣を振り上げる。剣先はグリデッサの面を向いていた。
「私は神だ。全ての世界が我が前に平伏すのだ!!」
ギアガスが突きを撃った。赤い球体がグリデッサの面目掛けて飛んでいく。
「私は神だ、神だ、か!!」
グリデッサの面が砕け吹き飛んだ。グリデッサの体からは急速に邪気が抜けていき、最後には朽ちた石の固まりとなった。

しばらくの静寂が続いた。と、ギアガスはデーモンバスターを思いっきりその場に突き立てた。そして何も言わずに去ろうとする。するとギアガスの前にダジモンが現われた。ダジモンはギアガスを凝視しているがギアガスは気にも止めずにダジモンの横を通り過ぎた。
「英雄にはならんのか」
ダジモンの呼びかけにギアガスの足が止まり、ゆっくりと向き返る。
「ドニの地にはわしが必要なのだ」
主人公達がそれぞれ集まる。
「ふおっふおっふお。皇帝とはかくも忙しいものか」
その言葉にギアガスがモルグレジア皇帝だったことを思い出したディクレスが剣(普通の剣)を抜いて構える。
「その鎧‥‥そうかノドニアの兵だな。わしを斬るのか」
ディクレス「大陸はモルグレジアの好きにはさせんぞ」
「なるほど。だが、わしにそのつもりがないとしたらどうする」
ディクレス「何!?」
「わしは元より大陸を征服しようなどというつもりはない。妙な誤解をされても仕方がないことは確かだがな」
ディクレス「し、しかし」
「ドニ島には昔から狂気がはびこってきた。古代ソディアの時代、いや、もっと昔からだ。それは殺戮を呼び、更に行き場を失った狂気は長い年月の中で確実に蓄積されてきた。今の今まで。わしがドニの地に足を踏みいれたとき、それはもう飽和状態にあったのだ。このままではドニ島はならず者、獣の安住の地ですらなくなってしまうのだ。わしはドニを導くことを決めた。ならず者にも獣にも指導者が必要なのだ、誰かが死の島ドニを統一する必要があったのだ。わしは剣のみをもって、ドニを統一した。そしていつしか皇帝と称されるようになった。あれから20年か‥‥。あと何年こうしていられるか分からん。が、長いドニ島の歴史の中でわしが果たさねばならん使命なのだ。斬りたければ斬れ、その代わり狂気の封印が解き放たれ大陸が灰と化すだろう。‥‥さらばだ」
そういうとギアガスは背を向け歩き出した。
しばらく歩いた後、立ち止まり、
「若く勇敢な冒険者達よ、世界が再び揺れ動くとき‥‥また会えるかも知れんな‥‥」
そう言い残すと再び歩き出し、そして立ち去った。

立ち去った後、ディクレスは力が抜けたように剣を床に落とした。
「さて、お前さん達にはちょいと立ち会ってもらおうかの」
リミア「立ち会う?」
「神々の戦いにおける、わしなりの清算じゃ」
周囲が闇に包まれたかと思った瞬間、一行は神殿の外にいた。
「知っての通り大陸を本来の姿より東西に分割したのはわしじゃ。あれから果たして幾年月が過ぎたか、見当がつかん。その間に天変地異により西の部分はこの神殿を除いて遙か見下ろすまでに沈んでしまった。それを戻し、障壁を取り去った後、わしは役目を終える。遙か昔により切り放された大地同士が出会うのじゃ。数々の困難を覚悟せねばなるまい。じゃが‥‥」
ダジモンは瞑想に入りルーンを唱え出した。ダジモンの体が光に包まれる。
「これから歴史のページをめくるのは‥‥」
そういうとダジモンは口許に笑みを浮かべた。次の瞬間、ダジモンの体から一瞬目映い光が発せられた。

<Ending>

簡潔にまとめたつもりだったが、ずいぶんと長かった‥‥かな?

エピローグ
「龍の神殿」にて
復活寸前の龍の息の根を止める
崩れ行く神殿から脱出
半ばでフェードアウト
気が付くと麓の山小屋に運ばれている
主人公等は神殿へ様子を見に行く
崩れ去った神殿に「物見の塔」は高くそびえ立っていた
「物見の塔」を上る主人公等
最上階からはバーンストーン大陸が見える

バーンストーンと「大陸の西側」を遮っていた障壁がなくなっている
「新しい歴史が刻まれ始めた‥‥‥」というメッセージと共にエンディングへと雪崩込んで行く
(BGMとして「WANDERERS FROM Ys」のエンディングをイメージすると分かり易い)
おしまい
こんな感じのエンディング・メッセージで締めたいのれーす!
何が残ったのか………

突如としてバーンストーンを襲った衝撃波は、
島に住む人々を一瞬にして消し去った。

エゴか欺瞞か哀れみか、それともただの妄想か。
いったい何が………

それとも、それまであったものが実体のない幻想に過ぎなかったのか。

はるか彼方の大陸に住む者たちは、
島全体が召されるようだったと語った。

何が残ったのか………

バーンストーンは永期の沈黙に入る………